挨拶

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  • 部長 中坪孝之

     はじめて古武道の演武を見ると、現代武道を見慣れている目にはどこか違和感があるかもしれません。でも、そこから一歩進むと、自分がこれまで全く知らなかった世界が広がっていることを感じるでしょう。古武道には数百年の歴史があり、創流当時の生活様式、考え方が反映されています。中でも古武道部が学んで いる竹内流は、1532年に創流された最古の柔術流儀として知られ、本部道場一帯は岡山県の史跡にも指定されています。古武道を学ぶことは、日本の伝統文化を学ぶことでもあります。
    「強くなりたい」「体力をつけたい」「伝統文化に興味がある」「仲間がほしい」入部の動機はさまざまですが、皆、活動を通じて多くのことを学んでいきます。みなさんも古武道部の仲間になって、新しい世界をのぞいてみませんか

    顧問 中川平介

     大学のクラブ活動には技の練磨に加えて、後輩の育成と部の継承、活動資金の確保も任務です。広大古武道部は平成15年創部以来、部の体制も確実なものとなりつつあります。部員個人の技の上達は容易であっても古武道部の進歩は長い積み重ねを要するものです。派手さの無い古流武術が何故現代まで受け継がれているのか、肉体的な鍛錬に限ることなく、歴史、思想、文化的背景などにも興味を持ち、貴重な文化とその継承の難しさを楽しみつつ心の鍛錬にも励んでください。
     古武術は腕力に頼ることなく、年齢、性別を問わず、稽古できる運動です。学生時代に修めた古武術を末永く人生に役立てていただきたい。卒業後も部活動を通じて得た絆を大切に持ち続けてください。

    顧問 楠田正則

     古武道は現代日本格技の原点でありその技と思想が伝統文化遺産として継承されて来ました。古武道部が修練している竹内流は日本最古の流儀で柔術の源流と云われており、柔術、剣術、棒術、短刀術など様々な武芸を稽古しています。古武道部は技の修練をするだけではなく、礼節を学び、伝統文化を学ぶため史跡巡りも行っています。また支部道場と合同稽古をしており、社会人と交流することにより経験談など学生生活のみでは得難い貴重な体験もできます。
     古武道部は格技を初めて経験する学生が多く男女問わず体力に合わせて稽古ができる為多くの部員が楽しく修練しています。部活動を通じて心身を鍛え充実した学生生活を送っていただきたいと思います。

    主将挨拶

     今年度、広島大学体育会古武道部代主将を務めますです。
     私は、これまでの主将の方々が築いてこられた伝統と歴史ある部活動である古武道部が、単なる部活動ではなく、人生において重要な経験となるよう努めていきます。技術の向上はもちろんのこと、精神面でも成長できるような環境を作り上げることが私の目標です。古武道部は、中高生のときのようなガッチガチのスポーツはもう十分だけど、定期的に体を動かしたいなと考えている人には最適な部活です。かといってゆるくやっているわけではなく、武道に真摯に向き合い、仲間同士が切磋琢磨してともに成長し合う場所です。私はこの部活の一員としてともに努力し、困難に立ち向かっていきたいと考えています。最後に、今後とも古武道部の発展と皆さんの個々の成長に尽力して参りますので、どうぞよろしくお願いします。一緒に楽しく、しかし一所懸命に身も心も鍛え、素晴らしい時を過ごしましょう!


  • 古武道部って!?

     広島大学体育会古武道部は、1532年(天文元年)に創始された竹内流総合武術を中心に稽古し、日本の伝統や文化に触れていく体育会所属のクラブです。『初心者でも武道をやってみたい』古武道部へ入部する全員がここから始まり、全員が武道に関して素人の状態から先生方や先輩達の指導を受けて技を磨いています。
    さらに、大会などがないため誰かと競う必要がなく、自分のペースで稽古ができるため体力に自信がなくても問題ありません。兼部やバイトも可能で試験休みもあり学業が優先されるので、部活のみに時間が拘束される心配はありません。
     最後に、自分のペースで稽古をしながらも古武道の奥深さを味わうことができ、道場の方々や先輩達は気さくな人たちばかりなので楽しく稽古をすることができます。大学生活でなにか新しいことを始めたいと思っている人に古武道はうってつけだと思いますよ。


    竹内流について

    竹内流(タケノウチリュウ)は、戦国時代1532年(天文元年)旧暦6月24日に、作州(現在の岡山県)において”竹内中務大輔源久盛”により創始されました。
     竹内流武術は、小具足(いわゆる短刀)を用いる短刀術や柔術をはじめ、棒術、剣術、居合など、総合武術としての体系が形作られています。なかでも柔術は、かつて天皇より”日下捕手開山”(ひのしたとりてかいさん・日本の捕縛術の開祖)の称号を二代に渡って賜っており、また現存する資料で確認できる最古の柔術のため、柔術の源流とも言われてます。
     21世紀の今日でも、流祖の血をひく相伝家の本部道場が岡山県の建部町にあり、毎年夏や春に伺い、稽古や昇段審査をさせていただいています。


    古武道部の変遷

    2003年に竹内流東広島道場に通う広大生によって組織され広島大学古武道部として活動を行ってきました。

    2008年には体育会へ加入し、体育会古武道同好会へと名称が新たになりました。

    2010年に体育会より同好会から部への昇格が承認され、名称が体育会古武道部へと変わりました。

    年現在も元気に活動中です!!

  • -竹内流相伝家東広島道場-

    日時

    毎週月曜日 

    毎週水曜日 

    場所

    東広島運動公園1F 柔道場

    会費

    一般 月額2,000円